バーチャルオフィスのデメリットは?登記に使う前に知る7つの注意点
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バーチャルオフィスは自宅を公開せずに法人登記できる便利なサービスだが、契約前に知っておくべき注意点がある。広告の最安プランでは登記できない場合があること、郵便物の転送に時差があること、銀行口座の審査で不利に見られる可能性があることなど、7つのデメリットを整理した。
広告の最安プランでは法人登記に使えないことがある
バーチャルオフィス各社が広告で大きく打ち出す最安プランは、住所利用だけで法人登記には使えないことが多い。登記するには上位の「登記対応プラン」が必要になり、広告で見た最安値とは差が出る。
対策は、広告の価格ではなく「登記できるプランの価格」で各社を比べること。バーチャルオフィス比較では登記対応プランの条件を並べて確認できる。
着払い・返品の荷物を受け取れない事業者がある
郵便の転送はできても、着払い・代金引換・現金書留は取り扱わない事業者がある。ネットショップを運営していて返品を受け取りたい場合は、受取の可否を契約前に必ず確認する。
無条件で受け取れる事業者と、条件つきの事業者と、受け取れない事業者がある。郵便・来客・解約の違いで各社の対応を比べておくとよい。
同じ住所に複数の会社が登記され、住所は検索で見える
バーチャルオフィスの住所は他の契約者と共有になる。登記簿は誰でも取得でき、住所を検索すれば同じビルに登記されている他社の情報も見える。
商号が同一でなければ、同一住所に複数の会社を登記できる。商業登記法第27条が禁じるのは本店の所在場所と商号がともに同一の場合だけである。同じ住所で2社目を登記するで詳しく解説している。
自宅を本店にすると代表者の住所が登記簿に残る点とあわせて、何を公開することになるかを先に理解しておく。会社の住所に自宅を使うと何が起きるかも参考になる。
銀行口座の審査で不利に見られることがある
バーチャルオフィスの住所でも法人口座を開設できている例はあるが、母数は限られ、どの銀行でも通る保証はない。「バーチャルオフィスだと必ず落ちる」にも「まったく問題ない」にも確かな出典はない。
複数行に申し込めるよう日程に余裕をもっておくのが現実的な対策になる。バーチャルオフィスの住所で法人口座は作れるかで審査の傾向を整理している。
郵便物が手元に届くまで時差がある
郵便の転送は週1回から月1回が多く、来店受取ができないプランもある。急ぎの書類がある場合は、転送頻度の高いプランや来店受取ができる事業者を選ぶ。
申し込みから住所が使えるまでの日数も事業者ごとに違う。申し込んで何日で使えるかで各社の目安を確認できる。
地方の住所が必要なら都心中心の事業者は向かない
拠点が都心に集中している事業者が多く、地方の住所では登記できないことがある。事業を営む地域の住所で登記したい場合は、その地域に拠点を持つ事業者を選ぶ。
バーチャルオフィス比較では拠点の所在地も確認できる。
契約期間の縛りと解約条件を先に確認する
最低契約期間がある事業者や、最安値が年払い(一括前納)前提の事業者がある。解約には予告期間が要る場合があり、契約終了後に登記住所を残すと違約金がかかる事業者もある。
解約のときは登記の本店移転が先に必要になる。住所を変えずにバーチャルオフィスだけ解約することはできない。契約前に解約条件を確認しておくと、あとで慌てずに済む。
よくある質問
デメリットばかりですか。メリットはないのですか。
メリットはある。自宅住所を登記簿に載せずに済む点、都心の住所を低コストで使える点、賃貸契約や内装工事が不要な点などが挙げられる。デメリットを把握したうえで、自分の事業に合うかどうかを判断するとよい。
自宅を本店にするのと比べて、どちらがよいですか。
自宅を本店にすると追加費用はかからないが、登記簿に自宅住所が載り、誰でも閲覧できる状態になる。プライバシーを優先するならバーチャルオフィス、コストを優先するなら自宅という判断になる。
登記に使えないプランで契約するとどうなりますか。
住所を名刺やウェブサイトに載せることはできるが、法人登記の本店所在地としては使えない。登記したい場合は、上位の登記対応プランへ変更するか、別の事業者と契約し直す必要がある。
解約したら登記した住所はどうなりますか。
解約しても登記簿の住所は自動的には変わらない。解約前に本店移転の登記を済ませ、新しい住所へ変更しておく必要がある。移転登記をせずに解約すると、届かない住所が登記簿に残り続ける。
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広告の最安プランは5社で登記に使えません。登記できるプランだけを並べています
10社の日数・審査・支払い方法・解約条件。3社は公式サイトの中で日数が食い違っています
年払いは実質1年の縛りになりやすく、途中解約で前納分が戻らない事業者も。最低利用期間と自動更新の確認先
市区ごとに使える事業者と、主要な区は法務局・公証役場・税務署の窓口も
法定費用は60,000円から約242,000円。初年度に会社から出ていく総額も出しています
登記できる住所の最安と、合同会社・電子定款、日程、設立後の費用を1枚に束ねています