会社設立の費用は結局いくらか|合同会社と株式会社で比べる【2026年11月】
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会社設立の法定費用は、公証人手数料令・登録免許税法・印紙税法で金額が決まっている項目の足し算です。条件を決めれば総額は1円まで確定します。会社の形(合同会社/株式会社)と定款(電子/紙)の4通りのうち、最も安いのは合同会社を電子定款で作る場合で60,000円、最も高いのは株式会社を紙の定款で作る場合で約242,000円。2024年12月1日からは、条件を満たすと定款認証が15,000円になる区分もできています。
- 法定費用の最安は合同会社・電子定款で60,000円、最高は株式会社・紙の定款で約242,000円。条件を決めれば総額は1円まで確定する。
- 2024年12月から、資本金100万円未満などの条件を満たすと株式会社の定款認証が15,000円になる区分ができた。合同会社に定款認証は要らない。
- 設立の法定費用より、設立後の固定費のほうが大きい。役員1人・報酬月30万円の社会保険料は年1,034,640円、法人住民税の均等割は赤字でも年70,000円(標準税率、最高は横浜市の年74,500円)。
法定費用は60,000円から約242,000円
国と公証役場に払う分だけの合計です。専門家に依頼する場合の報酬は含みません。
| パターン | 定款認証 | 定款の写し | 収入印紙 | 登録免許税 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 合同会社・電子定款最も安い | ― | ― | 0円 | 60,000円 | 60,000円 |
| 合同会社・紙の定款 | ― | ― | 40,000円 | 60,000円 | 100,000円 |
| 株式会社・電子定款半額条件に該当・資本金100万円未満 | 15,000円 | 約1,000円 | 0円 | 150,000円 | 約166,000円 |
| 株式会社・電子定款資本金300万円以上 | 50,000円 | 約1,000円 | 0円 | 150,000円 | 約201,000円 |
| 株式会社・紙の定款資本金300万円以上 | 50,000円 | 約2,000円 | 40,000円 | 150,000円 | 約242,000円 |
幅は60,000円から242,000円まで、約4倍あります。差がつくのは、合同会社か株式会社か、紙の定款か電子定款か、定款認証の半額条件に当てはまるかの3点です。
紙で定款を作ると、印紙税法により40,000円の収入印紙が要ります。電子定款(PDFに電子署名したもの)なら不要です。これは合同会社でも株式会社でも同じで、40,000円がまるごと消えるため、ここを外すと他のどの節約より大きく損をします。
ただし電子署名の環境を個人でそろえるのは手間がかかります。会社設立サービスや司法書士が電子定款に対応しているなら、その手数料が40,000円より安いかどうかで判断してください。
会社の形と資本金から、設立費用を計算する
会社の形・定款の種類・資本金を選ぶと、上の表と同じ法令の金額で総額を計算します。代行料と住所の初年度分は、必要なら足せます。
内訳
- 定款認証手数料
- —
- 定款の写し・謄本
- —
- 収入印紙
- —
- 登録免許税
- —
- 法定費用の小計
- —
- 代行料の目安
- —
- 住所(最安)の初年度
- —
代行に頼む場合の相場(司法書士の全国平均・設立サービスの料金)は会社設立を人に頼むといくらかに、住所の最安と初年度総額はバーチャルオフィス比較にあります。
定款認証が15,000円になる条件
株式会社の定款認証手数料は、もともと一律5万円でした。2022年1月に資本金の額による3段階になり、2024年12月1日からさらに、条件を満たす場合に15,000円という区分ができています。2026年9月時点で施行中(令和6年12月1日施行)。
| 資本金の額等 | 手数料 |
|---|---|
| 100万円未満下の3条件すべてに該当する場合 | 15,000円 |
| 100万円未満条件に該当しない場合 | 30,000円 |
| 100万円以上300万円未満 | 40,000円 |
| 300万円以上 | 50,000円 |
15,000円になるのは、次の3つすべてに該当する場合です。条文の文言のまま引きます。
- 発起人の全員が自然人であり、かつ、その数が3人以下であること
- 定款に発起人が設立時発行株式の全部を引き受ける旨の記載又は記録があること
- 定款に取締役会を置く旨の記載又は記録がないこと
くわえて資本金の額等が100万円未満であることが前提です。「未満」なので、100万円ちょうどは対象外です。
ひとりで会社を作る場合、①は満たします(発起人が自然人1人)。取締役会は取締役が3人以上いないと置けないため、ひとりなら③も通常は満たします。②は定款の記載次第です。
次のいずれかに該当すると15,000円になりません。定款の中身を見ないと確定できないので、「ひとりだから必ず15,000円」とは書けません。
- 発起人に法人が入っている(①の「全員が自然人」を満たさない)
- 募集設立にする(②の「発起人が設立時発行株式の全部を引き受ける」を満たさない)
- 定款に取締役会を置く旨を記載している
- 認証の嘱託が令和6年11月30日以前だった場合(経過措置により改正前の30,000円)
逆に言うと、資本金を100万円にした瞬間に手数料が40,000円になり、25,000円増えます。資本金99万円と100万円の差は10,000円ですが、手数料の差は25,000円です。資本金の額を決める前に確認してください。
内訳と根拠条文
登録免許税
設立登記のときに国に納める税金です。計算式は資本金の額 × 1000分の7で、これが最低額に満たない場合は最低額になります。最低額は株式会社が15万円、合同会社が6万円です。
| 会社の種類 | 最低額 | 計算式 | 最低額を超えるのは資本金が |
|---|---|---|---|
| 株式会社 | 150,000円 | 資本金 × 0.7% | 約2,143万円超 |
| 合同会社 | 60,000円 | 資本金 × 0.7% | 約857万円超 |
資本金がこの水準を下回る場合、登録免許税は最低額の15万円または6万円で固定です。増資したときは増加分の1000分の7(最低30,000円)が別にかかります(増資の登録免許税)。
定款の写しは紙と電子で単価が違う
ここは紙の定款と電子定款で根拠も単価も違います。同じ「約2,000円」で計算している解説が多いのですが、電子定款では合いません。
| 定款の形式 | 名称 | 単価 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 紙の定款 | 謄本の交付 | 1枚 250円 | 公証人手数料令第40条第2項 |
| 電子定款 | 同一の情報の提供 | 1通 700円 書面で受け取る場合は1枚につき20円を加算 | 同令第41条の4 |
| 電子定款 | 電磁的記録の保存 | 1件 300円 | 同令第41条の2 |
冒頭の総額表では、紙の定款の行を1枚250円×おおむね8枚で約2,000円、電子定款の行を同一の情報の提供700円+保存300円で約1,000円としています。実額は定款の分量と公証役場により1,000円〜1,200円程度の幅が出ます。嘱託の前に、予定している公証役場で確認してください。
収入印紙
紙の定款に貼る40,000円です。電子定款なら不要。会社の種類によらず同じなので、合同会社でも紙で作れば40,000円かかります。
定款に本店を番地まで書かない
定款に書く「本店の所在地」は、最小行政区画(市区町村、東京23区は区)まででかまいません(会社法第27条第3号)。番地まで必要なのは登記のほうです(同第911条第3項第3号「本店及び支店の所在場所」)。
定款に番地まで書くと、同じ区の中で移転するだけでも定款変更が必要になり、株主総会の特別決議(会社法第466条、第309条第2項第11号)が要ります。最小行政区画までにしておけば、同一区内の移転は取締役の決定と登記だけで済みます。
バーチャルオフィスは乗り換えや拠点変更が起きやすいため、ここを最初に間違えると毎回の手間が増えます。
資本金の額で税額が変わる4つの境目
資本金の額は、設立費用だけでなくその後の税額にも関係します。設立時に決める数字のうち、あとから変えにくいわりに影響が大きい項目です。
| 資本金 | 何が変わるか |
|---|---|
| 100万円未満 | 定款認証手数料が15,000円になりうる(上の3条件に該当する場合) |
| 1,000万円未満 | 設立から一定期間、消費税の納税義務が免除される場合がある(他の要件あり) |
| 1,000万円以下 | 法人住民税の均等割が最も低い区分になりうる(ただし判定は資本金ではなく「資本金等の額」。下の注記を参照) |
| 1億円以下 | 法人税の軽減税率や各種中小企業向けの特例の対象になりうる |
消費税の新設法人の判定(消費税法第12条の2)は資本金の額で行いますが、法人住民税の均等割の課税標準は「資本金等の額」です(地方税法第52条・第312条)。法人税法上の資本金等の額と「資本金+資本準備金」のいずれか大きいほうで区分されるため、資本金が1,000万円以下でも、資本準備金を含めると1,000万円を超えて区分が上がることがあります。
また市町村民税の均等割は従業者数(50人以下/50人超)でも区分が変わります。資本金1本の表で説明できる税目ではありません。
均等割は赤字でも課税されます。最低区分でも道府県民税20,000円+市町村民税50,000円=年70,000円(標準税率)です。設立費用を1円単位で比べるより、この年70,000円のほうが金額としては大きくなります。
消費税の免税や法人税の特例は、資本金のほかに前々事業年度の課税売上高、特定期間の給与の支払額、設立からの経過期間、支配関係にある法人の売上でも判定します。資本金の額だけでは結論が出ません。株式の設計や決算期とあわせた論点は資本金・株式・決算期をいくつにするかにまとめています。
株式会社にすると電子定款で141,000円高い
費用の差は、電子定款を使う前提で106,000円から141,000円です。この差を払う価値があるかどうかで決まります。
受託開発、オンライン完結のサービス、取引先が限られている事業。設立費用が60,000円で済み、決算公告の義務もありません。役員の任期がないため、重任登記が発生しません。株式会社でも非公開会社なら定款で任期を最長10年まで伸ばせます(会社法第332条第2項)が、それでも10年ごとに重任登記(登録免許税10,000円/資本金1億円以下)が必要です。
株式を発行して資金を調達する仕組みは株式会社にしかありません。取引先の与信や購買のルールで会社形態を条件にしている例については、当サイトで一次資料を確認できていません。取引先の購買規程に該当しそうな記述があるかは、個別に確認してください。該当するなら、あとから組織変更するより最初から株式会社のほうが安く済みます。
合同会社から株式会社への組織変更はできます。法定費用は解散登記30,000円+組織変更後の設立登記(資本金の1000分の1.5、最低30,000円)+官報公告で、おおむね100,000円程度。設立時の差額141,000円より安く済みます。
ただし組織変更には債権者保護手続が必要で、官報公告の期間は1か月以上です(会社法第781条第2項、第779条第2項)。金額ではなく日程が効く場面では、あとから変える選択が取れないことがあります。出資を受ける日が決まっているなら、最初から株式会社にしてください。
設立費用に入っていない出費と、初年度の総額
上の表は法定費用だけです。実際に会社を動かし始めるには、これ以外にも支出があります。設立の見積もりを作るときは、ここまで入れてください。
- 会社の印鑑 ― 代表者印(実印)は登記の際に必要です。銀行印・角印とセットで数千円から。会社印鑑の専門店で価格を見る広告
- 登記事項証明書と印鑑証明書 ― 口座開設や各種申請のたびに求められます。1通数百円。設立直後は複数通取ることになります。
- 本店所在地 ― 自宅にすれば0円ですが、登記した住所は公開情報になります。借りる場合はバーチャルオフィスで月716円から(初年度の総額は12,442円)。
- 専門家報酬 ― 司法書士に依頼する場合の全国平均は107,887円(日本司法書士会連合会の報酬アンケート・税込)。設立サービスの代行オプションなら40,000円からです(実額の比較)。自分でやれば0円ですが、書類の不備で法務局に往復すると設立日が後ろにずれます。書類作成だけを支援するサービスもあります(マネーフォワード クラウド会社設立広告/弥生の起業・開業ナビ広告)。
- 設立後の届出 ― 税務署・都道府県税事務所・市区町村・年金事務所への届出。書類代のみですが、期限があります。一覧と期限はこちら。
- 法人住民税の均等割 ― 赤字でも毎年かかります。最低区分でも年70,000円(標準税率)。
- 社会保険料 ― 設立費用より1桁大きい固定費です。役員が自分ひとりでも、報酬が出ていれば健康保険と厚生年金に加入します。報酬月30万円・東京都・40歳未満で年1,034,640円。報酬をどれだけ下げても年267,204円で止まります。計算の内訳。
- 株式会社の決算公告 ― 会社法第440条第1項により毎年必要です。官報なら年60,000〜70,000円程度ですが、自社サイトに掲載する方法なら実質0円です。貸借対照表の内容を定時株主総会の終結の日後5年を経過する日まで継続して電磁的方法で提供すれば、第1項・第2項は適用されません(同条第3項)。ひとり法人ではこちらが一般的です。ただしそのURLは登記事項で、変更すれば変更登記が必要です(公告方法が官報または日刊新聞紙の会社は会社法第911条第3項第26号、公告方法そのものを電子公告にしている会社は同項第28号)。
- 重任登記 ― 株式会社は役員の任期満了ごとに必要(登録免許税10,000円/資本金1億円以下)。任期を10年にしても10年ごとに発生します。
初年度に会社から出ていく総額
積み方で答えが変わるので、2通り出します。左は自宅を本店にして役員報酬を0円にした場合の床、右は住所を借りて役員報酬を月30万円にした場合です。
| 費目 | 自宅・報酬0円 | 住所を借りて報酬月30万円 | 前提 |
|---|---|---|---|
| 法定費用 | 60,000円 | 60,000円 | 合同会社・電子定款・登録免許税のみ |
| 会社の印鑑 | 約5,000円 | 約5,000円 | 代表者印・銀行印・角印のセット |
| 登記事項証明書ほか | 約3,000円 | 約3,000円 | 登記事項証明書600円×3通+印鑑証明書500円×2通 |
| 法人住民税の均等割 | 70,000円 | 70,000円 | 赤字でも課税。標準税率・最低区分。1期が12か月の前提で、期中設立なら月割(地方税法52条2項・312条5項) |
| バーチャルオフィス | 0円自宅 | 12,442円 | METSオフィス・12か月一括払い+入会金 |
| 会計ソフト | 0円使わない場合 | 32,736円 | マネーフォワード クラウド会計「ひとり法人」年29,760円(税抜)を税込に換算 |
| 社会保険料(会社負担) | 0円報酬0円で資格を取らない扱いの場合 | 523,800円 | 労使合計1,034,640円のうち会社が負担する分。残り510,840円は役員報酬から天引き |
| 小計(役員報酬を除く) | 138,000円 | 706,978円 | 会社の口座から出ていく固定費 |
| 役員報酬 | 0円 | 3,600,000円 | 月30万円×12か月。本人負担の社会保険料はここから引かれる |
| 合計 | 138,000円 | 4,306,978円 | — |
自宅を本店にして報酬を出さなければ、初年度は138,000円で会社を維持できます。このうち設立時にしか発生しないのは68,000円で、残る70,000円は赤字でも毎年かかる均等割です。
役員報酬を出すと、社会保険料の会社負担523,800円が加わります。法定費用60,000円は、役員報酬を除いた固定費706,978円の8%です。1円単位で比べる価値があるのは法定費用ですが、続けるかどうかの判断に効くのは社会保険料のほうになります。役員報酬を0円にして被保険者資格を取らない扱いになれば、この会社負担は発生しませんが、国民健康保険と国民年金に切り替わります。「0円なら加入しない」と決めた条文は無く、報酬0円の扱いは年金事務所が個別に判断します(得失の比較)。
最安プランは3社ほぼ同額。差は制限の中身と、上のプランに移るときの上昇率(+45%〜+84%)に出ます。
本店所在地は定款を作る前に決める必要があります。自宅にした場合に公開される情報と、あとから移すときの登録免許税30,000円について。
銀行が自社サイトに何を書いているかと、運営者自身の法人2社で実際にどうだったか。
赤字でも毎年出ていく、維持コストを計算する
設立費用は一度きりですが、会社を続けるかぎり毎年かかる固定費があります。役員報酬・会計ソフト・住所を選ぶと、赤字でも毎年かかる固定費を計算します。
内訳(年額)
- 法人住民税の均等割赤字でも課税・標準税率の最低区分
- —
- 社会保険料(会社負担)
- —
- 会計ソフト
- —
- 住所(継続年の年額)
- —
- 合計
- —
よくある質問
会社設立の費用は最低いくらですか。
合同会社を電子定款で作る場合の60,000円です。内訳は登録免許税だけで、定款認証も収入印紙も要りません。株式会社は定款認証が必要なため、同じ電子定款でも166,000円からになります。紙の定款にすると、会社の種類にかかわらず収入印紙40,000円が乗ります。
電子定款にすると何が変わりますか。
紙の定款に貼る収入印紙40,000円が不要になります。印紙税法別表第一の第6号文書に当たるのは紙の定款だけだからです。自分で電子定款を作るには Adobe Acrobat などの署名環境と、マイナンバーカード・ICカードリーダーが要ります。代行に頼む場合の費用は会社設立を人に頼むといくらかで扱っています。
定款認証が15,000円になる条件は何ですか。
公証人手数料令第35条により、資本金の額等が100万円未満で、かつ3つの条件をすべて満たす場合です。100万円ちょうどは対象外で40,000円になります。この区分は令和6年12月1日から施行されています。
合同会社と株式会社で、費用はどれくらい違いますか。
電子定款を前提にすると106,000円から141,000円の差です。合同会社は定款認証が不要で、登録免許税の最低額も60,000円(株式会社は150,000円)です。決算公告の義務がなく、役員に任期がないため重任登記も発生しません。
設立費用のほかに、1年目はいくら出ていきますか。
合同会社・電子定款・住所を借りる・役員報酬を月30万円にする場合で706,978円です(役員報酬そのものは含みません)。最も大きいのは社会保険料の会社負担分で、法定費用の60,000円は全体の8%にすぎません。
いちばん安く会社を作る方法は何ですか。
合同会社を、電子定款で、自分で設立することです。この形なら法定費用は登録免許税の60,000円だけで済みます。紙の定款にすると収入印紙40,000円、代行に頼むと代行手数料が乗ります。株式会社にすると定款認証で最低15,000円(半額の条件に当たらない場合は資本金に応じて30,000円〜50,000円)が加わります。手順は最短ルート、代行との比較は会社設立を人に頼むといくらかにまとめました。
資本金はいくらにすればいいですか。
1円から設定できますが、実務では当面の運転資金として数十万〜数百万円を入れる例が多いです。金額には税務上の注意が2つあります。資本金を1,000万円以上にすると新設法人でも初年度から消費税の課税事業者になり、免税が使えません。また1,000万円を超えると法人住民税の均等割も上がります。許認可で資本金額が要件になる業種もあります(資本金が要件になる業種)。
まとめ
- 法定費用の合計は60,000円(合同会社・電子定款)から約242,000円(株式会社・紙の定款)まで、約4倍の幅がある。
- 紙の定款は印紙代40,000円が丸ごと乗る。電子定款にできるかを最初に確認する。
- 株式会社の定款認証は、資本金100万円未満+3条件で15,000円(2024年12月1日施行)。資本金100万円ちょうどは対象外で、40,000円になる。
- 登録免許税は実務上、株式会社150,000円・合同会社60,000円で固定と考えてよい(資本金が約2,143万円/約857万円を超えなければ)。
- 資本金の額は設立費用だけでなく消費税や法人住民税にも効く。金額を決める前に税理士に確認する。
- 初年度に出ていく額の大半は社会保険料(年1,034,640円)。法定費用は合計の1割に満たない。
参考にしたページ
- 公証人手数料令第35条(定款の認証の手数料)/日本公証人連合会「会社の定款手数料の改定」 ― https://www.koshonin.gr.jp/chg_teikanfee(2026年9月22日確認)
- 日本公証人連合会「定款の認証に要する費用、株式会社設立の費用等はいくらですか」 ― https://www.koshonin.gr.jp/notary/ow09_4/9_4_q03(2026年9月22日確認)
- 登録免許税法 別表第一第24号(一)イ(株式会社の設立)・ハ(合同会社の設立)。いずれも資本金の額の1000分の7で、これに満たないときは株式会社150,000円・合同会社60,000円が最低額/同号ヲ(本店移転 1箇所につき30,000円)・カ(役員変更 資本金1億円以下は10,000円) ― e-Gov 登録免許税法
- 印紙税法 別表第一第6号(定款 40,000円。電磁的記録による定款は課税文書に当たらない) ― e-Gov 印紙税法
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登記できる住所の最安と、合同会社・電子定款、日程、設立後の費用を1枚に束ねています
申請した日が設立日になります。完了までは東京でも13日から39日かかります
設立時に決めて、あとから直すと登録免許税がかかる項目
登記した住所が公開される3つの経路と、移転の登録免許税
最短は社会保険の5日以内。青色申告の承認申請を落とすと初年度は白色になります
司法書士の全国平均は107,887円。「設立費用0円」で0円にならないもの